作家名: | 吉田 甲子太郎 |
作家名読み: | よしだ きねたろう |
ローマ字表記: | Yoshida, Kinetaro |
生年: | 1894-03-23 |
没年: | 1957-01-08 |
人物について: | 児童文学者、翻訳家。群馬県北甘楽郡生まれ。筆名は朝日壮吉等。1918(大正7)年、早稲田大学英文科卒業後、母校、立教中学の教師となる。早稲田在学中から山本有三に師事し、1919(大正8)年には、浜田広介、水谷まさるらと同人雑誌「基調」を創刊。「新青年」に、吉田夏村の筆名で探偵小説の翻訳を寄稿した時期を経て、1927(昭和2)年頃からは、朝日壮吉名で「少年倶楽部」等に児童文学作品を発表するようになる。1932(昭和7)年、明治大学教授に。戦後は、1946(昭和21)年に創刊された児童雑誌「銀河」(新潮社)の編集にたずさわる。代表作に、「サランガの冒険」「源太の冒険」「兄弟いとこものがたり」等。ラドヤード・キップリングの「海の子ハービ」、マーク・トウェイン「ハックルベリー=フィンの冒険」等の翻訳もある。(代) 「吉田甲子太郎」 |