青空文庫は、Web上の広告収入や本の未来基金等からの寄付金によって、Web管理費などの活動に必要な経費をまかなっています。
これらの収入と支出は、呼びかけ人、会計、点検グループ、本の未来基金のあいだにおける話し合いによって決済され、きちんと資金の管理を行っています。
ここに公表しているものは、各会計期間(9月1日から翌年8月31日まで)における財政状態や財産増減の状況を表す財務諸表と呼ばれるものです。
青空文庫は、その活動に賛同してくださるすべての人たちによる自由な集団ですが、どこに出しても恥ずかしくない財務諸表を作成するため、一般的な公益法人と同じ会計基準によってこれらの財務諸表を作成しています(同基準は第7期より導入)。
同時にその信頼性を高めるため、公認会計士による会計監査を受けています。
青空文庫は、法人税法上、法人とみなされ(「人格なき社団等」法人税法第三条)、広告収入など税法に定められた収益事業による所得について納税義務を負います。青空文庫では法令の定めにしたがって、各会計期間について収益事業による所得を確定し、申告納税しています。
2017年1月 青空文庫運営担当者一同
会計係 富田晶子