電子テキストの恵みに浴するだけでなく、野に木を植えようと志してくれたあなたに、心からの感謝と歓迎の意を表します。
ありがとう。そして、ようこそ。
この出会いを、確かな実りにつなげていくために、次のステップを踏んでください。
まず、「青空文庫収録ファイルの取り扱い規準」に目を通してください。
ここには、文庫を訪れた人が、収録作品のファイルをどのように使えるか、示してあります。
あなたが関わるファイルも、この「規準」にのっとって、利用されます。
その点に納得がいけば、「青空文庫へのリンク規準」にも、目を通してください。
あなたが関わるファイルには、ここに示したさまざまな形で、リンクが張られる可能性があります。
「それもかまわない」と判断された方は、続いて「青空文庫作業マニュアル」を読んでください。
ここには、青空文庫における、ファイルの作り方が示してあります。
長い文書ですが、ここで、作業の流れと全体像がつかめるはずです。
(おおまかな流れについては、「青空文庫早わかり:活動に参加する」と「青空文庫のしくみ:作業の進み方」にも記されてあります。合わせて参考にしてください)
二つの「規準」を「受け入れられる」と判断された上で、ファイルの作り方にも納得がいけば、以下の内容のメールを、[email protected] 宛に送ってください。
タイトル:同意します。「青空文庫での名前」は、本名でも、仮名・ハンドルネームでも、かまいません。入力・校正を申し込む際に用い、図書カードや作品ファイル末にも、これを表示します。
文面:「耕作員を志願される皆さんへ」に示された文書に目を通しました。そこに示された、作業の進め方、ファイルの取り扱いなどに関する約束事に、同意します。(青空文庫での名前)
二つの規準とファイルの作り方に、受け入れられない要素があると思われた方は、申し込まないでください。
ここまでのステップに疑問がある際は、[email protected] に問い合わせてください。
確認のメールを送ったら、次は、取り組む作品を選びましょう。
あなたが入力したいと考えるなら、「青空文庫からのメッセージ 本という財産とどう向き合うか」の「2.入力する作品を選ぶ」と、「3.底本を選ぶ」、「青空文庫作業マニュアル【入力編】」の「1.入力する作品を選ぶ」を参考に、取り組む作品と、入力時に参照する本(底本)を選んでください。
編集や校正がどこまで行き届いているかは、出版社や個別の書籍によってかなり差があります。
「ファイルの質を高めるための第一歩は、ていねいに編まれた底本を選ぶこと。」と、心にとめてください。
どれを取るべきか、判断に迷ったら、[email protected] にアドバイスを求めてください。
作品と底本が決まったら、「作業着手連絡システム」の「入力受付システム」を使って、入力希望作品を申請します。
はじめて「作業着手連絡システム」を使うときは、あらかじめ説明文全体に眼を通し、必要となるデータ類を確認、準備した上で、あらためて申請にのぞむようにしてください。
あなたが校正したいと考えるなら、「青空文庫作業マニュアル【校正編】」を参考に、「作業着手連絡システム」の「校正受付システム」を使って、作品を選び、申請を行います。
はじめて「作業着手連絡システム」を使うときは、あらかじめ説明文全体に眼を通し、必要となるデータ類を確認、準備した上で、あらためて申請にのぞむようにしてください
作品数が多数にわたるなどで、システムからの申請に困難を感じる際は、[email protected] に対応を打診してください。
ここまで、読み進んでくれて、ありがとう。
あなたと、木を植えようとするすべての人と私たちとが、ここから、しなやかで力強い協力の絆を育てていけますように。